2012FNS歌謡祭は、良いステージだった。 [話題のニュース]



2012FNS歌謡祭は、今年良かった。

2012FNS歌謡祭は、今や紅白歌合戦よりも
中味が濃くなってきてる。

紅白歌合戦の半ば、癒着チックな膠着した出演者に比べ、
2年前に当日ドタキャンした玉置浩二を暖かく迎え直したり、
(小倉智昭の馬鹿な発言は余計だったが)
華原朋美の5年ぶりのカンバックは、一番感銘を与えるステージだった。

去年から今年にかけてAKB48の勢いは加速し続けてきたが、
その人気の理由は、そんな彼女たちにはおごりもなく、
一人一人に真摯な姿勢がつねに見についているからかもしれない。

今回の2012FNS歌謡祭でも、恒例の有名アーティストとのコラボが
見所の一つだった。

1980年代に大ヒットした「まちぶせ」で石川ひとみとコラボした
AKB48の柏木由紀は、幼稚園の時によく「まちぶせ」を歌ってたらしく
今回のコラボステージの直前の舞台裏で
「緊張し過ぎて倒れそうでした」と、本番前の気持ちを明かした。

本番前に、石川ひとみは柏木由紀に
「楽しみだね」を声をかけていた。

しかしこのステージ前、柏木由紀は舞台裏で
「落ちるけー落ち着けー、といくら思っていても、心臓の音が...」
さらに本番で歌いだすとさらに緊張がひどくなった。
その時、石川ひとみが柏木由紀に目を合わせた。

これで柏木由紀は
「不思議に、緊張がいきなり楽しいに変わったんです」と。

最近、石川ひとみをテレビで見かけることはほとんどなくなっていた。
それなのに大舞台で柏木由紀を気遣い、緊張をほぐす
目線をあげる包容力のあるステージ力には、脱帽だ。

最後に柏木由紀は、
「とてもありがたい経験をさせていただきました。
 まだまだだなぁ、と実感した一日でもありました」

よかったよかった。







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